ノートの端っこ、ひこうき雲

ひと夏の思い出、には留まらせたくない。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

壊れる

近年、ハロウィンというものにネガティブなイメージを抱かれるようになっている。先日も渋谷のハロウィン騒ぎで羽目を外しすぎた人々がトラックを横転させた事件が物議を醸している。放置されるゴミの山、相次ぐ器物損壊、暴徒化する群衆。もはやこれはハロ…

バウムクーヘン

いや、俺はそう思わないけどな。うーん、そうかなー。なんかズレてる気がするな。えー?それは何か違くない? もうこの画面閉じたくなりませんか?俺はなる。気分が悪くなったらいつでも退室してくださいね。 政治に物申しとかしないタチだけど、これだけは…

霜降

窓ガラスに浮かぶ雫が秋を運んできた夜、白灯に包まれたレモンティーを飲みながら、僕は机に向かっていた。視線の先には二枚の紙切れが置かれている。手書きの文字が今にも踊り出しそうに書かれた手紙の、その行間に詰められたいたずらっぽい笑顔が思い出さ…

さよなら大好きな人

何もかも忘れられなくていいし、何もかも捨てられなくていい。 明日また会えるかのようにさよならを言えたなら。笑顔を覚えておくために、おどけてみせよう。

主人公

謙虚でありたいと思っている。 というか、謙虚でいれる自分が好きだから、謙虚でありたい。 自分で言うのも何だが、私は聞き分けのいい子どもだった。 怒鳴られること、憎まれることはエネルギーの無駄、せめて自分が長く居る場所は居心地の良いものにしよう…