ノートの端っこ、ひこうき雲

ひと夏の思い出、には留まらせたくない。

2019-01-12から1日間の記事一覧

EMANON

昇降口の扉をガラッと開けたときの、こもったような匂いと、冬の朝に散らばっている埃と、弾けたような一筋の光。名前のつけようもないスナップ写真みたいな一瞬が、パラパラとこぼれながら続いていく。きっと切り取られて初めて写真と気づくような、壊れそ…