ノートの端っこ、ひこうき雲

ひと夏の思い出、には留まらせたくない。

31×6の春

「おめでとう、新しい場で沢山の思い出作って」(僕とふたりで)

 

新しい人がたくさん流れ込む記憶の中に居座る機能

 

春風がいたずらっぽく君の髪宛に花びら届けてきたので

 

白抜きの広告みたいに焼き付けた  いずれ散りゆく花びらならば

 

春、にじむ気持ちを歌うチープさで 今日も去年も君を愛した

 

梅、桜、桃の違いを忘れてる そんな感じで私を見てる