ノートの端っこ、ひこうき雲

ひと夏の思い出、には留まらせたくない。

2018-08-06から1日間の記事一覧

あの頃僕らは無敵だった(夏の散文詩 一)

白い半袖シャツの袖を折り曲げ笑う、夏の合図も見慣れた頃に 引きずったあとの靴底と、カタカタ鳴るのはキーホルダー 明日の青を限界まで希釈し続けたみたいな空 コロコロ転がるサイダーのビー玉を集めた不意打ちの海 始発に飛び乗り朝を迎え撃つ、そんなの…